今日はA子ちゃんのレッスンでした。
「先生こんにちは。今日は暑いですね。暑くてクーラーの効いている部屋でお母さんとずっと
一緒にいます。それで水分補給も必要なので横にはペットボトルのお茶を置いて飲んで
います。8月も終わりなのにほんとに暑くて・・・・・・・」
文章で書くと普通ですよね。
A子ちゃんは発達障害です。私が止めなければ一方的にずっとおしゃべりは続きます。
つまり言葉のキャッチボールが出来ません。私に質問をすることはなく独りよがりで
喋り続けます。ここが彼女の不得意とするところです。おまけに
いつしかかドアの方を向いて話をしています。
つまり話しているほど、内容を理解することが難しく、場の空気を読むことが苦手なのです。
しかし話す内容や難しい語彙を使うなどから理解されにくい子どもが多くいます。
「同じことを何回も言ってるよ。それさっきも聞いたけど。誰に話してるの。
どっち向いてるの」などは禁句です。
本人に自信が無くなうような発言は控えます。
「そうなの。まだまだ暑いね。では弾きましょう」とサラッとピアノへと促します。