来週から三男坊が東北へ4泊5日の修学旅行へ行く。
この間持ち物のことでお母さん達と話しをしていたら、 「政田君は自分の荷物を 自分で用意するらしいね?すごい!!」と褒められた。
「え?行くのは本人やし使う荷物も本人やから当然と違うの?」と 聞き返したら、各々お母さん達は1日目の下着、パンツ、シャツと言う風に ビニール袋に入れて用意をし、挙句の果てカバンにまで詰め込んでいるという。
「袋に1日分ずつ詰めておまけにパッキンまで????」 「すごい・・」と思わず母の献身?ぶりに卒倒しそうになった。
もちろん、これとこれとどっちがいいかな?とかバスタオルはかさ高いからスポーツタオルで変わりができるかな等の質問には答えるし、軍手がいるから買っておいてとかカッパや折り畳み傘はあるかな等の用意は見てやる。
我が家には愚息が三人いるが、小学生のときから林間や臨海、キャンプやスキーと出る機会が
多かった。リュックやデイパック、スポーツバッグの大小などはごろごろあり、3泊ならこのカバン4泊ならこれと言う風に時には「兄ちゃんのときはどれでいった?」などと聞きながら用意をしている。
つまり小学生の時から私は全く関知していない。もちろんこれは家族旅行でも同様である。
パンツや靴下が足りなかったり、反対に使わない荷物が多すぎてカバンが重たかった等、色々な
感想は聞いてきた。
前述のお母さん達に「息子がどんなパンツを持っていき、Tシャツは何枚持って いくのか、はたまた歯磨きやタオルに至るまで私は知らんけど」というと今度はお母さんのほうが卒倒していた。
「歯磨き粉も旅行用を持っていってるのか、自宅用のをもっていくのかは量を見て本人が選んでる。1日や2日磨かんでも体制に影響ないしなあ」というのが私の意見。
靴下が足らないことを察知して、1日目から洗濯をした息子もいれば、めんどうくさいから2日履いたでという息子もおり、性格の違いに微笑んでいる。
重たい荷物をより軽くするにはどうしたらいいかや、これとこれは代用できるのではないかなど子どもはパッキングをしながらそれを担ぎながら習得していくはずである。
つまり自分で用意をするから失敗もし、それが”経験”になる。
自立して欲しい・・・・世のお母さんすべてが言う言葉。
もしかして阻止しているのはお母さんなのかもしれない。