ついにデビュー?・?

11月にある人との出会いで、”なになに・・そんなに達成感ってるあの?

そんなに面白いの?・?”と思い、トライスロンに挑戦と確かエッセイに書いたように思う。

正直トレーニングは大嫌いで、走っててもしんどい、泳ぎもおもしろくない、バイクはメカニック的なことが苦手・・とこんなに3拍子も揃ってる競技に挑戦するとは夢にも思わなかった。

 

しかしそこは話術にどんどん、引き込まれ?やってみようかなとトレーニングを開始することに。 走ったことのない私がいきなり距離を走ったため、股関節を痛めたりバイクに乗るぞ!と意気込んだ矢先にチェーンが外れたりパンクしたり・・まだその当初は自分で直すことも出来ず、泣く泣く断念したことも1回や2回ではない。

 

しかし知識を身につけるとは大したもんで、本を読み実践を積むごとに”なるほどこういうしくみになってるんや”と理解してきた。 そんな中6月末のある日曜日、兵庫県で大会が行われた。

前日からコースを下見したり、ここで着替えてルールはこうでという初心者対象のミニトライアスロンなるものに出場して、いざ本番へ。 梅雨の中雨が降る悪天候.まずはスイムから。ウエットスーツを着て流水プールをだんご状態でスタート。(人が多くてごちゃごちゃしてる)

 

ウエットは浮力があり足がどうも空キックになり、おまけに腕は回しにくくかえって泳ぎにくい。抜かされたり抜かしたり、何がなんやらわからず泳ぐ。 次はウエットを脱ぎながらバイクの場所まで走ること200メートル実はこの200メートルは坂道で、これが1番応えた。

心拍は上がるし、ウエットは脱ぎにくいし、バイクの靴に履き替える、ヘルメットにサングラス装着とかなりテンぱってしまった。おまけにバイクのスタートは坂道発進。

ここですでに”止めたらよかった”と後悔とにかく山なんでアップダウンが多く、登りは自転車を押して歩きたいというのが本音、雨がかなり降っていたらしく、スリップしてバイクは転倒者も出る中、それすら全然気づかず汗か何かわからないくらいびちゃびちゃ!! 

 

最後はラン。給水では水を飲み水をかぶりこれまた微妙な上り坂スタート歩いてるのか走ってるのかわからない速度のまま、なんとか完走を目指す。

スイム・バイクと同じく、抜かしたり抜かされたり訳のわからないままひたすら目指すはゴール知らない人が応援してくれたり折り返し地点では「政田さんがんばって!」と役員の人に声を掛けられたりなんだかとても暖かく嬉しかった。

 

しかしゴールした時点では「寝転びたい」というのが第一声だったらしい。

また”こんなしんどいこと2度といやや!”っと思った。しかし”こんなにしんどくても”実はメダルを貰いこれはかなり嬉しかった。 

 

2度といややと思っていたのに2度目も出場し、実は3度目も秘かに計画している。

 

なぜやるのかはまだ答えが出ていないけど、こんなにひ弱でしんどいことが嫌いな私が3種目やり遂げるということで、自信に繋がり、これは人生どんな苦境にあっても乗り越えられるのではないかと改めて感じたからだと思う。

少々のことでは動じない精神力、これを今まで以上に身に付けたいと思っているのかはまだ定かではないけどこの夏、秋のレースに向けてまたまたトレーニングしているような気がする。